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田中志津全作品集 中巻

書名かな たなかしづぜんさくひんしゅう ちゅうかん
著者(編者)名 田中志津 著
著者(編者)名かな たなかしづ
ISBNコード 978-4-8386-0443-2
本体価格 5,000円
税込価格 5,500円
判型 A5判上製函入
頁数 348頁
刊行日 2013年1月20日
在庫 残部僅少

96年の歳月と、たおやかな感性を光源とする、重層的な純文学の雄編!

中巻には平成に入ってからの小説2編および書評を収載。

※上巻に別冊栞付き(執筆者 志茂田景樹・古田陽久・橋本博文)

小 説 「冬吠え」 (平成三年一月二十日)
第一章 帰郷

第二章 燻り火
第三章 冬吠え
あとがき
「冬吠え」─書 評

小 説 「佐渡金山を彩った人々」 (平成十三年七月十五日)
第一章 船出/石扣町の家/陽光と影/島の女学校

第二章 無宿者と遊女たち/佐渡金銀山の発見と徳川家康/家康と大久保石見守長安/切支丹と金山の関係/明治維新後の佐渡金山/御料局民間へ払下げ/言葉と方言

第三章 佐渡金山入社/海色/鉱山まつり/「相川音頭」と「若浪会」/氏子まつり/おんでいこ/春駒
第四章 父の死/駆け急ぐ群像
第五章 夫婦の軌道
第六章 佐渡金山大縮小の譜/早春のかげろい
第七章 現場技師との出会い
第八章 日中戦争/女の戦場/疎開先で迎えた終戦/撃沈された大洋丸
第九章 三十八年ぶりのクラス会/想い出の技師たち/海鳴会
あとがき
「佐渡金山を彩った人々」─書 評


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